ワンフェス向けて

若い人方が独自に動いているようで・・。
私も20代のうちに参加始めたかったなーと思ったりもします。
まだ所謂、馬力があったでしょうから。
おじちゃんが参加してきて思ったことちょっと書いときます。
読みたくなかったら飛ばしても構いません。
すごいフィギュアやメカつくったわけじゃない、ただの玩具のオマケパーツ
しか出してない人間ですから。

それでも30歳になってからでも参加して本当に良かったと思えるところでした。
誘ってくれた友人には今でも感謝の念が絶えません。これはホントの気持ちです。

ディーラーで参加すると並ばないで済む、早く物が買える、という印象がありますが、
実は版権申請物にせよ、オリジナル作品にせよ、そこには販売するという義務が伴います。
マイナーなキャラだから、出来が悪いから、理由はともあれ、自分が作り出した物です。
世に出してやる責任があると思っています。商品の詳細を尋ねる方が来る場合もあります。
会場して暫くは製作者は卓に留まった方がいいと思われます。
もし見向きもされない・・と思っても少し我慢です。結構良いこともありますよ。

はじまってすぐの買い物は、もし居れば製作者以外の人が行くことになると思いますが、
自分が品物を出していないからといって鉄砲玉では困ります。
携帯などで卓の状況などを聞いたり、見かけたものを知らせたりしてやるといいでしょう。
卓に居るとはいえ、会場の状態を聞けることは悪い事じゃありませんし、
もし品物が売れてれば応援に駆けつける。売れてなければナーバスな気持ちを慰める(笑)
まーこれも無理じゃない程度で結構。お互い気を遣ってあげることが大事です。

開場10時、閉場5時、約7時間の時間が有ります。午後2時くらいになりますと
殺気立った雰囲気も無くなっています。限定品もなくなってる場合もありますが(笑)
製作者も折角来たんですから会場内を回りましょう。
見るときはどこに軸足を置くかということにもよりますが、結構発見があります。
私でいえば思わぬ可動方法やら小スケールなもののデザインのまとめ方。
それだけじゃないですけど、フィギュアからスケール物まで、参考になる、
目からウロコが落ちることなどいっぱいあります。
私はいつも卓にいることが多かったので、正味一時間会場を回れるかどうかでしたが、
「つまらない、なにもないワンフェスだった」
なんて思ったことはありません。いつもなにかしら
「くー、これはいいなー」
という思いをさせるものがいっぱいありました。
要は見方、心構えだと思います。目で見てるだけで気が入らないとそうなりがちです。
まあ見るための軸足をどこに置けばいいかわからなくなっている人もいるでしょうがね。
なんにせよ、ワクワクしなくなったら止め時だと思います。
私だと年収の10%、結構高いお金かけてやることですから、惰性になったら勿体無いです。

今回のワンフェスについて言えば、作品完売、作品の版権元様のHPに画像掲載、
以前から欲しかったキットがほとんど手に入るという感じで最高のフィナーレでした。
さらに残念ながら売り切れでも面白い作品がいっぱい見れたんです。
もう、かなりお得な時間でした。
できればこういう気分って早いうちに味わいたかったというのもありまして、
若者たちには頑張ってもらいたいなーと思っている次第なのです。
って私にしては長文すぎだな。反省。
あっ会場行く前に、参加申し込みと版権物作る時は版権申請をクリアしないと
いけないからね。参加自体にワクワクして申し込みするのをくれぐれも忘れないように。